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ドイツ生活超初心者のfiffyがお届けするドイツ情報


by fiffysunshine
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ドイツの嵐

先週木曜日は、ひどい嵐だった。
日本でも少し報道されていたようだけど、北ヨーロッパ、ドイツなどが、暴風雨のなかに巻き込まれました。ドイツだけで少なくても11人が亡くなり、ヨーロッパでは40人以上が亡くなったとのこと。

私も家でひたすらじっとして、風が通り過ぎるのを待つ感じ。
築100年の我がアパートは、強風のために閉めていた窓が開いてしまい、壊れてそこから、雨やら土やら葉っぱやら、いろんなものが入ってきてしまったし、周りでは木が倒れ、消防車が倒れた木を切るために、ひっきりなしにサイレンが聞こえていた夜でした。
電車はドイツ全土で完全にストップ。

そんな中私が感心したことは。
人がみんなパニックにならない、ということ。
もちろん電車が走らないから、駅は人であふれ返り、家に帰ることも出来ずホテルも満室、という中にあって、迅速に町の大きなホールは一般に開放され、テントが建ち、みんなも迅速に対処していました。

これが日本だったら、避難所の様子が映し出されて、「不安で一睡も寝られません」とか「つらいです」というコメントを多く表に出すと思うのですが、ドイツだと、避難所にて「ここで寝られて良かった」「嵐なんだから、仕方がない。」、「まあ、様子を見るさ」といった、ちょっと吹っ切れた感じのコメントが多いのが印象的。「仕事にも明日いけないけど、仕方ないっしょ?」みたいな。

いい勉強になりました。

週末も明けて、やっと交通機関も通常に戻りだした今日。
少し寒くなって、冬もやってきそうな予感。
私的には、そろそろ雪でも見たい気分です~
# by fiffysunshine | 2007-01-22 20:35 | 日々のつれづれ

ホテルルワンダ

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今日のドイツは、朝すでに15度。
これ、もう初夏です。
ニューヨークも先日22度まで上がって半そでを着る人が目立ったとのこと。
温暖化もここまで来ると、う~ん。何かをしたい気持ちになってくる今日この頃です。

ところで先日、「ホテルルワンダ」をDVDで見ました。
これ、日本では配給先の買い手がつかずかなり公開が遅れていて、2006年1月にやっと封切されたという。1994年に実際に起こった、ルワンダのフツ族とツチ族間の大量虐殺事件の話です。

アフリカは日本からは遠く離れているので、そこまで日常的に問題が話されたり感じたりすることはないかもしれない。でもドイツに限らずヨーロッパは地理的にアフリカが近いこともあり、日常的にニュースでもかなり話題になる地域。毎年たくさんのツーリストが行く地域でもあり、またヨーロッパは毎年多数のアフリカ移民・難民を受け入れています。

それにこの事件が起こったのは、つい最近の1994年のこと。
やっぱり世界は広いし、まだまだこうした問題が起こり続けているんだという事実を、忘れないで毎日を過ごさないといけないなーと思うわけです。

2007年、世界の何かが少しでも良くなるといいな、と願いつつ、今年も明るくポジティブに頑張っていこうと思います~☆
# by fiffysunshine | 2007-01-09 17:03 | 日々のつれづれ

年の暮れ

日本では、岸田今日子さんが亡くなったり、青島さんやカンニングの人が亡くなったり。。。ニュースを見ていると、確実に時間は動いていくんだなーと感じさせられることが多い12月ですねえ。

ドイツでは、今までにない(ニュースによると1200年以上ぶり!!)の暖冬を迎えており、お日様もでて、日本みたいな冬となっています。まだ雪も降らず、日本から持ってきたコートが普通に使える(いつもはドイツ式の分厚いのでないとサムイ!)感じ。

今日で大体のオフィスも人も閉まる時期。
みなクリスマス休暇突入です。
私も、今日は最後の買い物をして、明日からシュテファン実家へ避難。
元旦までだらだら~っと過ごします。
パソコンも使わないで、本読んだり刺繍したりしようかな。。

みなさんも、良いクリスマス、そして素晴らしい2007年になりますように!
この休みはいっぱい写真とるぞー、今度こそ!
# by fiffysunshine | 2006-12-22 21:36 | 日々のつれづれ
ちょっとドイツ現地OLのつぶやきを。

日本でお給料をもらった時って、例えば20万が総額だったら、手取りって17万くらいでしたっけ?24万だったら手取りは21万くらい??
それにボーナス(正社員の場合)もあって、それだと3-5か月分プラスだっけ?
ちょっと忘れちゃったけど。

それがドイツでは。
わかりやすい数字を挙げると、例えば20万総額だったら、手取りは11万。
40万もらっても、手取りは20万。(あっ、でも40万もらう人なんて、お金持ちの部類に入ります。念のため。私には絶対ありえない話。)
ボーナスは通常なく、あっても1ヶ月分。それも半分は、お国のために引き裂かれます。。。

ひえー、ひえー
今日、お給料明細をもらってびっくりしたよー。総額と手取りの差に、今月もびっくり。
毎月のことなのに、この驚きは毎月訪れます。
生きていくって、結構シビアー♪
来年からは消費税も16%から19%にアップ、健康保険料もアップ。

税金を払うために働いているような、。。。
いやーめげるなfiffy!
やるしかない!

と鞭打って頑張ります☆
# by fiffysunshine | 2006-12-14 01:32 | 日々のつれづれ

今週のビデオナイト

我が家では週末、よくDVDナイトとなる。
この週末我が家で見たのはこの2本。

「戦場のピアニスト」
「Big Mama 2」

ビッグママの方は。。。まあ1作目の方がよかったかな。
だいたい2作目は失敗するけど、これもまたしかり。
「ピアニスト」は。。
実は私はこれ2回目。シュテファンは初めて。
重いですよね、本当に。私は3年前に見た時にかなりつらく、もう見ることはないと思っていたのだけど、作品中に時々出てくるドイツ語もわかるようになったので、今回はもう一度見直しをしてみたわけです。
シュテファンは、「Fiffyにとってこれはある意味他人事。だから泣いたりできるんだ。でも僕たちにとってはこれは自分ごと。こういうことをやった事実があるわけで、だから僕は見なくちゃいけない。泣いたりはできないんだ。」と言います。

実はこういう歴史の事実。
ドイツに暮らしていると嫌でも日常的に目にします。テレビでもドキュメンタリーなどで繰り返しやっている。自分たちのしたことを忘れないよう、ちゃんと自分ごととして捉えていくためにも、きちんと現実から目をそらさないような試みが日常的になされているわけです。

そうした意味でも、今年のワールドカップは彼らにとって意味が大きかった。
過去の歴史だけでなく、未来に向けて何か一つポジティブな、世界に向けていいことが出来た感じがするから。

ドイツ人の友達のなかに、自分のおじいさんのことを語りたくない人がいる。
そういう場面に出会うたびに、まだみんな、心の底で過去の事実を引きずっているんだということを感じずにはいれません。
それはまた、被害者側もしかりなわけで。

それにしても、ピアニストに出てくる音楽、俳優、全てが素晴らしい。
映画とは思えない真実味と、クラシックの素晴らしい音楽と。
見ていない人がいたら是非1度は見てもらいたい、1作です。
# by fiffysunshine | 2006-12-11 21:02 | 日々のつれづれ